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【海外情報イロハ】欧米の結婚式

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6月に入りました。梅雨入りした福岡ですが、まだまだ梅雨らしさは感じず、
逆に先週末は小中学校で運動会が開催され、一足早く日焼けされたお子様や親御様も
多かったのではないでしょうか?(当方もその1人です、笑)

さて、6月と言えばもう1つ、ジューンブライドの月です✨英語でも同じくJune Brideと
書いて同じ意味なのですが、どうしてこのジメジメする梅雨時期の6月に結婚式を促すのか?

そもそもは、梅雨時期の日本の6月に結婚式を挙げたい人が少なく、
式場業界は頭を悩ませていたそう。そんな時、海外では6月に結婚式を挙げることを
ジューンブライドと呼び、幸せになれると言われていたそうで、それをキャッチコピーに
日本でも営業戦略として始まった動きだったそうです。

実際欧米諸国の6月は、雨も少なく、気候も快適な時期のため、この6月の結婚式が今でもなお人気です。
(ちなみに当方はちょっとズレて7月頭にカナダで式を挙げましたが、この時期も超快適でした!)

そんなジューンブライドですが、欧米諸国の結婚式では、「Someting Four サムシングフォー」と
呼ばれる習わしがあるのをご存知でしょうか?

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結婚式に、ある4つのものを花嫁が身につけると幸せになれるというものです。
各々ちゃんとしたシンボル的な意味合いを持っており、花嫁の人生の門出に向けて結婚式では
よく見かける習わしの1つなんです。

その4つとは、

  1. なにかひとつ古いもの(Something Old)

 先祖代々伝わった、あるいは家族から譲られた宝飾品を身につけることが多いです。
例えば、母や祖母の結婚衣裳、または結婚衣裳に使われたヴェールやレース、リボンなどの
飾りなどを使用することも多くあります。

  1. なにかひとつ新しいもの(Something New)

これから始まる新生活を象徴しています。新調したものなら何でも良いのですが、一般的には
白いものを用意することが多く、花嫁衣裳の一部である靴や長手袋などをこれに当てることが多いです。

  1. なにかひとつ借りたもの(Something Borrowed)

友人や隣人との縁を象徴しています。幸せな結婚生活を送っている友人や隣人から持ち物を
借りることにより、その幸せにあやかるという意が込められています。ハンカチやアクセサリーを
借りるのが一般的です。

  1. なにかひとつ青いもの(Something Blue)

聖母マリアのシンボルカラーである青。つまり純潔を表しています。このサムシング・ブルーは、
目立たない場所につけるのが良いとされており、白いガーターに青いベルトの飾りを付けたものを用意
するのが最も多いです。

結婚式の中でも、このグッズの当てっこゲームなどするカップルも居たり、今でも結婚式の定番と
なっています。

そして、日本の結婚式と大きな違いとして、ご祝儀文化が少ないこと。
その代わりにギフトを持っていったり、最近では花嫁花婿の欲しいギフトリストが決めてあり、
指定デパートに出向いてそのリストからまだ買われていないギフトを選んで購入。
そしてそれを式当日に持っていく方法も多いです。

貰う側も自分たちの欲しい物が貰えるわけですし、贈る側も使ってもらえるものならなお嬉しいですよね!
また予算に合わせて幅広くギフトも設定してるため、自分のお財布事情からギフトを選ぶこともできて
助かります。

この方法はとっても画期的ですので、日本でも是非広がって欲しいなと思っています。

式中にワイングラスをフォークなどでカンカンカンと鳴らし、カップルにキスをリクエストするなども
大きな違いです。
男性の場合はスーツがほとんどですが、参加者の衣装も日本と違って、女性の場合かなりカジュアルで、
ちょっとドレッシーな格好をするぐらいでOKです!

今日は6月最初のブログですので、ジューンブライドと欧米の結婚式事情についてちょっと触れてみました♬

もし20代、30代の方でご留学などされると、現地で出来たご友人などからこういった結婚式の招待を
受けることも多くあります。そういった時に焦らないように、今日の内容もちょっと頭の片隅にでも
入れておいて頂くと良いかなと思います!

 

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