ご留学の際悩むのは、どの街に行くのか。
人気の留学先であるカナダ留学をお考えの方からも、とても多いご質問です。
当方も8年ほど住んでおりましたが、カナダは本当に住みやすい国で、
通年通して世界中からもその治安の良さ、質の高い英語を学べる環境、
美しい自然に魅了されて沢山の留学生がやって来ています。
多くの方が留学先として考えるのは、西側のバンクーバーか、東側の
トロントではないでしょうか?
その他モントリオールのあるケベック州やカルガリー、ビクトリアなどの人気都市も
ございますが、本日はカナダ最大都市トロントと、カナダ第3の都市で日本の環境に
かなり近いバンクーバーを比較してみたいと思います。
■ カナダ最大都市、トロント
カナダの首都はオタワですが、産業や経済が一番発展しているのが
このトロントです。アメリカのニューヨークからも近い都市として
近年も目覚ましい発展を遂げているカナダ最大都市です。
カナダ企業の本社や、海外からの支店なども多く、またエンターテイメント
などのショービスも大きな産業の1つです。日本で言えば東京に当たる都市です。
■ ゆったりした時間の流れる街、バンクーバー
バンクーバーはカナダ第3の都市ですが、西側の玄関口に位置している街のため、
カナダの中でも温暖な気候と、春夏秋冬(春には桜も咲いてます)が日本のようにあり、
とても過ごしやすい気候が特徴の街です。
観光業などが盛んで、こちらもハリウッド映画の撮影地に使われることの多い街。
ショービスなどの撮影地としても有名。「ハリウッドノース」(北のハリウッド)
と呼ばれています。
◉2都市の大きな違いとは?
気候→ トロントは夏冬の寒暖差が大きい都市です。夏は38度ぐらいまで気温が上がる日もあり、
冬はマイナス13度などの日も多いです。しかしカナダではセントラルヒーティングシステムがどの
建物にも設備されています。そのため、建物内に一歩入れば、Tシャツ1枚でも過ごせるような環境です。
夏場少し湿気があります。
バンクーバーにおいては、カナダの中でもイチオシの気候です。バンクーバーは海に近く、
近くを温暖な黒潮が流れているため、冬場も比較的暖かです。ダウンタウンなどでも冬に
1ー2回雪が積もるか積もらないかぐらいで、春には桜が咲き、夏は湿気のない快適な気候で
日照時間が長く、夜10時ごろまで日が沈まない最高なシーズンです。秋の紅葉はカナダ全土に
おいてとても綺麗です。
物価→ カナダは生活水準の高い国です。家賃や仕事の際の賃金は東京と似ています。
しかし、私たちが一番お世話になる日々の買い物などの物価においては日本より
安いかと思います。日本では野菜など既にパックや袋に入れられて販売されていますが、カナダでは
好きなものを好きな個数選んで買えます。そのため無駄を少なく買い物ができ、大変経済的です。
また日用品なども日本と価格はあまり変わらないです。
物価においては、大都市のトロントの方が若干バンクーバーに比べ高い感じはあります。
学校の数→ 皆様が最初に通われる語学学校含め、学校の数ですが、こちらはバンクーバーの方が
多いです。おおよそ70ー80校はあると言われています。対してトロントは50校前後と言われております。
学校数が多いということは、それだけ学校側もしのぎを削ってより良い教育内容を提供しようと
努力しますので、質という面では学校数の多い都市は、留学生にもフレンドリーですし、
留学生の英語レベルをよく理解している学校が多いです。
ただし、専門学校などの特別機関になるとバンクーバーもトロントも質はそう変わりません。
どのジャンルの勉強をしたいかで街を選ぶのも選択方法の1つです。
例えで言えば→観光・サービス業、医療英語、幼児英語教育→ バンクーバー
ビジネス経営、ビジネス英語→ トロント 等で選ぶことも可能です。
ビジネス全般に関してはトロント、観光業やホスピタリティー系はバンクーバーと
いう特徴もあり、また共通点として、映画産業や環境学についてはいずれの都市でも
おススメです。
その他選ぶポイントとして、
バンクーバー→ ゆったりした時間の流れが好きな方、海山街田舎がほどよく
身近にある環境(福岡によく似ています)。比較的温暖な気候がお好きな方。
トロント→ とにかく街が好き!という方。カナダで唯一アメリカのような人種数を
持つ街ですので、異文化交流などに興味のある方。
ここがカナダ!
日本人の感覚からいくと、ちょっと規模が大きく驚きますが、
バンクーバーとトロント間は、飛行機で6時間程かかり、時差が3時間あります。
カナダは世界第2の広大な土地を保有する国です。そのため国内で3つの
タイムゾーンがあります。(パシフィック /セントラル/ イースト)
バンクーバーはパシフィック、トロントはイーストタイムに属します。
テレビ番組などの放送時間をチェックする時はこの3つのゾーンの時刻が
テレビでお知らせされますのでお間違えなく(笑)
また、サマータイム制度を導入している国です。
英語とフランス語が公用語のカナダ。カナダの人は幼少期から2ヶ国語を
勉強して育ちます。しかしフランス語をメインに使っているのはケベック州で、
その他の都市は英語です。
そして全ての食品のパッケージ、生活用品のパッケージには必ず英語とフランス語の
2ヶ国語表記がされています。
それがこんな感じです↓
さて、今回は留学で人気の2都市にフォーカスしてみましたが、
カナダの都市の違い、いかがでしたでしょうか?
カナダは本当に世界の人達に門戸を開いた国ですので、留学先としては
オススメの1国!是非皆様にも日本では見たことのない、空の色が格段に青く
澄んだ空の下で、世界人になるための第一歩を踏み出して欲しいと思います♬
カナダ留学はバリエーションも豊富で、一般留学、親子留学、 キッズサマーキャンプ、
高校留学、短期、長期留学などなど留学スタイルも多様です!
ご相談はお気軽に弊社、オーバーシーズまでお問い合わせ頂けたらと思います。