英語を勉強する上で、時にぶち当たるこの違い。
また英語の試験であるTOEICやTOEFL、IELTSやケンブリッジなど、
どちらの英語を採用しているのでしょうか?
まず始めに、アメリカ英語とイギリス英語の違いはどんなところなのでしょうか?
1. 発音が違う
やはりまず始めに気付くのは「発音の違い」です。
イギリス英語は母音をはっきり発音することが多く、またそれ以外にも
いくつか違いがあります。
例えば、イギリス英語では単語の最後に来る「t」の音はしっかり発音。
しかしアメリカ英語では「t」は発音しないことが多いです。
(例) what →イギリス英語(ワット)、アメリカ英語(ワァッ)
※アメリカ英語では、最後のトの音はかなり小さいです。
Cut→ イギリス英語(カット)、アメリカ英語(カァッ)と聞こえる
ように発音をします。
2. 使う単語も言い回しも実は違います
発音に続いて挙げられるのが、使う単語の違いです。
イギリス英語 アメリカ英語 訳
Football | soccer | サッカー |
Lift | Elevator | エレベーター |
Petrol | Gasoline | ガソリン |
Queue | Line | 行列、列 |
Trousers | Pants | ズボン |
Crisps | Potato chips | ポテトチップス |
Rubber | Eraser | 消しゴム |
※最後の消しゴムは特に注意です。もしアメリカでrubberと言うと、
男性用の避妊具の俗称ですのでご注意くださいね!(笑)
同様に、Pants(パンツ・ズボン)はイギリスでは下着の意味合いが
強いですので、You wear nice Pants(ステキなズボン履いてますね!)と
言ったつもりが、「ステキな下着履いてますね!」となってしまいます(笑)
また、発音の時の音の取り方にも違いがあり、イギリス英語は会話の始めの音が
高い音な気が致します。
私達日本人が習っている英語の多くは、アメリカ英語です。
しかし、単語単語の区切りがハッキリしており、音もつながった感じでなく
聞きやすいのはイギリス英語とも言われております。
英語の試験を受けるに当たっては、行きたい国の英語を知り、これらの違いを踏まえ
受けると良いでしょう。
では英語試験ではどちらの英語を使用しているのでしょうか?
TOEIC→アメリカ英語メイン、しかし時々イギリス英語も混じっています
TOEFL→アメリカ英語メイン
IELTS→ イギリス英語
ケンブリッジ→ イギリス英語
ちなみに、TOEICは仕事をする上での英語試験ですが、それ以外はアカデミックな
内容になるため、現地の大学進学を目指す場合に用います。
そのため、アメリカ系大学などへの進学はTOEFLを、イギリス系大学への進学は
IELTSやケンブリッジなどを勉強すると良いかもしれません。TOEICは日本で就職を
する際など役立つかと思います!
ご留学をされたい国によって、同じ英語圏でも違いがあり、英語試験にも
違いがございます。特に進学をお考えの場合は、どこかでこれらの英語試験の
名前を耳にすることがあると思いますので、その違いをしっかりと覚えて
おかれるとどの試験を受けた方が良いかなど、迷わずに済むかと思います。
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同じ英語でも違いがある、だからこそ英語の勉強は奥が深くて楽しいんです!!