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時代の流れの変化【東大ではなく海外大学へ〜開成高校〜】

 

11月に入り、冬の訪れを感じる日も多くなりました。
朝夕の冷え込みも増えておりますが、皆様元気にお過ごしでしょうか?

さて、本日の話題はこちら。
東大現役合格率日本一!と言われる東京は荒川区にあります
名門中の名門、開成高校。

今までずっと東大現役合格を目指す生徒が多く、それがこの高校の売りとも
言えるぐらいの素晴らしい高校なのですが、
日本一!との名高いこの開成高校でも、少し流れが変わってきているようです。

今まで難関大学を中心に合格者を輩出してきたわけですが、
近年では海外有名大学への進学者が出てきているということ。

開成高校の平成29年度の大学入試結果を見ても、今まで少なかった
海外大学進学の合格者数が年々増えていっております。
そのラインナップがこちら。

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大学
・ハーバード大 1名
・イエール大  1名
・プリンストン大3名
・シカゴ大   2名
・コロンビア大 1名
・コーネル大  1名
・UCバークレー1名
・UCLA   1名
・ トロント大 1名
・ モンタナステート大 1名

カレッジ
・ウィリアムズ 1名
・スワスモア 1名
・ミドルベリー 1名
・カールトン  2名
・イエールNUS 1名
・ボードウィン 1名
・グリネル 1名
・ポモナ 1名
(順不同/開成中学校・高等学校ホームページより)

ざっと見ただけでも一度は聞いたことのあるような大学がずらり!

これは一重に時代の流れが外へ外へと向かっていることを示しており、
日本トップクラスの高校の子たちでさえ、日本に留まらず、海外へ
出て行く時代に入ったということです。

実際に学校のサイト内にもこんな記事が・・
→ http://kaiseigakuen.jp/career/efforts/fair/

 

もちろん入学だけを目標にしてはいけません。
日本の大学は入るまでが大変ですが、海外の大学は真逆で、
入ってからの方はウン倍も大変なんです。遊ぶ暇?バイトする暇?
そんな余裕ございませーーん!というぐらい勉強しないと単位が
取れません。それもそのはず、学校は勉学をする場所だからです。

留学先として人気のアメリカ・カナダ・イギリスなどは特にその傾向が
ございますが、しかしよく考えてみてください。

人生のうち、そんなに勉強しきったぞー!もーあんなに勉強することは
ないだろうな、、と言い切れるぐらい勉強に没頭出来る時間って、本当に
学生のうちだけです。素晴らしい時間です。それも自分の興味のあるメジャーの
勉強ですので、きっと楽しい大変さだと思います。

時代は確実に外へと流れていっています。
しかしちょっと寂しいのは、日本から優秀な人材がどんどん海外に流れて
いってしまうこと。
日本もそのうちシンガポールのような制度を考えないといけないですね!

皆様はこのデータから何を思いますか?

 

 

 

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