海外留学の話などをする際、最近では必ずと言っても良い程耳にする
【ワーホリ】という言葉・・
今日はそんなよく知られていそうで、今さら人にも聞きにくい、
ワーホリって何なのか?というお話を簡単にしてみたいと思います。
まずはこのワーホリ。正式名称は【ワーキング・ホリデー】と言います。
ある一定の期間、仕事をしながら(または勉強や旅行などもしながら)その
国に滞在し、異文化を体験できるプログラムということで、日本では
18歳〜30歳までの日本国籍を有する人が参加出来ます。
ただし、世界中の国すべてで可能ではなく、日本と二国間で提携のある国と
なります。
⚫︎ 意外と知られていないワーホリのはじまりと提携国
日本と初めてワーホリ制度の提携を持ったのは1980年のオーストラリアです。
次いで1985年にニュージーランド、1981年にカナダ、そして留学が一般化してきた
90年代の1999年にお隣韓国や、同年フランスとの提携もスタートしました。
そして現在(2016年現在)では下記の国とワーホリ提携がございます。
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、
アイルランド、デンマーク、台湾、香港 、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、
オーストリア、直近では今年6月からスロバキアも提携を結び、現在16カ国との
提携があります。
⚫︎ 人気国はどこ?
海外留学をする主な理由はやはり語学力を伸ばしたい!という方が多いのでは
ないでしょうか。そのため、やはりまずは世界で幅広く使われる英語を学ばれたい
方が多いため、人気は英語圏の国が多いわけですが、昨今ではインターネットの普及に
より、いろいろな国の情報も調べやすくなりましたので、上級者になると英語の
ブラッシュアップもできて、さらには先々現地の大学に安くで進学したいという
理由から北欧留学を狙う方も近年じわじわと増えてきていると言われています。
ワーホリの提携国ではありませんが北欧のスウェーデン、そして提携国のノルウェー
などでは、留学生でも大学の学費が無料など、高い教育水準を誇る北欧で学べる
チャンスなどを掴もうとされる方も増えているのだとか。
ちなみに北欧の英語レベルもこれまた高く、3ヶ国話せる人などもざらにいる
わけで、日本にはない環境下で暮らしてみるには最高の環境なのかもしれません。
⚫︎ 英語圏の強みとは?
とはいえ現在でもワーホリ人気国はやはりオーストラリアやカナダなどが強い
わけですが、その理由として“外国人でも住みやすい環境”があるということです。
外国人でもアパートを借りやすい、外国人に対しても仕事が多い、外国人に対しても
より幅広いサービスを持っているなど、多方面から見てもやはり上記国は整っている
のかもしれません。
⚫︎ アジア圏も増えているわけ
もちろん英語だけが言語ではありません。
使用人口やビジネスの面からおいて香港や台湾などの中国圏への渡航のニーズも
多く、また韓流ブーム以降、韓国へのワーホリも定評があります。
⚫︎ 何カ国もワーホリで行けるのか?
基本的には上記年齢の間であれば可能です。例えば今年はカナダへ、
そして翌年オーストラリアへなども可能です。
ただし、申請期間中は日本に滞在していないといけないなど国ごとにルールが
ございます。また、手当たり次第いろいろな国へ申請したりするのは、
申請手数料がかかる国もありますので、時間とお金の無駄に
なってしまいますので、行きたい国を絞って申請はされるようにしたいところです。
⚫︎ 申請はどうやって行うの?
ワーホリ申請は各国の移民局や専用サイト、領事館などを通して行うことが多く、
またビザの詳細やルールなども国ごとに違いますので、そこはしっかりと調べて
いきましょう。
どうしてもわからない時は弊社、オーバーシーズへもお気軽にお問い合わせ頂けたら
と思います。