お知らせ

留学時の滞在先はホームステイ?それとも、、

 

image

 最近ではネットの普及により留学をされる際の滞在先も多様化してきました。

一昔前まではホームステイがド定番だったわけですが、最近ではその他の
方法もあり、選択肢が増えています。

◾️ ホームステイ以外には何があるの?

ホームステイは皆様もよくご存知な、現地のご家庭に住まわせて頂く
滞在方法です。しかし近年、学校寮や、シェアハウス、シェアルームと言った
インディビジュアル型のニーズがあることも無視出来ません。

その理由の1つに、プライベートが欲しいという方が増えている傾向が
あるようです。

学校寮は、寮を持っている学校、持っていない学校とありますので、
寮をご希望の方は留学先を決める段階で必ず確認しておきたい要項です。
ただし寮の場合も相部屋も多く、確かにホームステイより自由はききますが、
寮には寮のルールがあります。ただやはりカフェテリアがあり食事の問題が
ない点は大きなメリットです。

そしてシェアハウスやシェアルームは、1つの家やアパートのワンルームを
他人とシェアして住む方法です。家賃や光熱費を割り勘出来る上、普通の
1人暮らしに比較的近い環境ですので、自由度からいけばこちらが1番自由が
ききます。

ただし、完全自炊であること、ルームシェアする人が他国からの同じ留学生
である場合もあり、ある程度のコミュニケーション力が必要なことは否めません。
また何か問題が起きた場合も全て自己責任となりますので、こちらは長期滞在者や、
現地に土地勘が付いてからをお勧めしたい方法です。

それでは下記で簡単にまとめてみます。

⚫︎自由度
ホームステイ ★
       寮        ★★
シェア滞在    ★★★

⚫︎ 費 用
ホームステイ ★
        寮       ★★
シェア滞在    ★★★

⚫︎ 語学力に役立ち度
ホームステイ ★★★
        寮        ★★
シェア滞在     ★

⚫︎ 食事や生活の便利度
ホームステイ ★★★
        寮        ★★
シェア滞在     ★★


◾️ 結果を出す前に1つ、、

ご覧の通り、いずれも一長一短あるわけですが、
結果を考える前に1つ、どうしてそれでもホームステイが選ばれるのか?
という点を考えてみましょう。

内容からすると、ホームステイはいかにも自由が少なく、他人様のお宅に
住むなんて、気を使ってしょうがない!と思う方もいらっしゃるかと思います。

しかし、ホームステイにはホームステイで、これにしかないメリットもございます。

 

image

◾️ ホームステイで現地に家族が出来た!

言葉がつたない頃、失敗しても、話すのが下手でも、一生懸命話を聞いてくれよう
とするのがホストファミリーです。
もちろん、思い描いていたようなホストファミリーでないところに当ってしまう方も
残念ながらいるかも知れません。その場合は現地のホームステイコーディネーターへ
ご相談いただきたいのですが、基本的に、海外からの人を受け入れる姿勢を持った人
たちが多いですので、右も左もわからない留学当初は、心強い存在になってくれる
ことは確かです。

また、食事の心配もないため、自炊が苦手な方には良いでしょう。海外に出てまず
苦戦するのは買い物です。
いきなり知らない土地で、何の食材かわからない中、現地の言葉で買い物するのも
なかなか大変なもの、、、その点、食事や身の回りのある程度のお世話をしてくれる
家族がいることで、主の勉強に力を注ぐことも出来るかと思います。

しかし最大のメリットはやはり言葉の学習です。学校で習うものとは違い、
現地の人が普段使う言葉を日々耳に出来ることは大きなメリットです!

その他現地の食生活や習慣、文化を学ぶにはうってつけの滞在先であることは
間違いありません。

◾️ いよいよ結果です!

ホームステイのメリットもお伝えしたところで、滞在先を選ばれる際は、
とにかく「過去の留学経験の有無。英語力と土地勘」を元に選んでください。

以前留学していたことがあり、コミュニケーションがある程度取れるぐらいの
語学力がある方はどの滞在方法を選ばれても良いかと思います。目安として、
語学学校のUPPER INTERMEDIATE(中の上レベル)以上からを指します。

これ以下の場合は、会話力においても、決まったフレーズと、挨拶など簡単な
会話は出来ますが、その場その場での臨機応変な対応や、深い内容の会話に
ついていくのがまだ難しいレベルですので、学校寮やホームステイをお勧め
したいところです。

長期の学生ビザ留学の方は今でもダントツでホームステイを選ばれる方が多いです。
中にはもう何年とステイ先を変えない方もいらっしゃいます。

ワーキングホリデーの方など、期間に縛りがある方は、色々な滞在方法を
試してみたい!という方も多く、始めの2ヶ月程ホームステイされ、そこから
自力で滞在先を探される方も多いです。

3〜6ヶ月の短期滞在の方もホームステイや学校寮を利用される方が多いかと
思います。

そして1番忘れて欲しくないことは、高いお金と、たいせつな時間を使って
海外に行くわけですから、〝何をしに行くのか?〟という目標だけは
見失わないで下さい。

この一本筋が崩れてしまうと、どんなによい環境下にいてもなかなか語学力は
伸びません。

どんな場にいても、積極的に話していけると言葉もどんどん上達していきます
ので、“A man away from home need feel no shame.(旅の恥はかき捨て)”の
気持ちをもって、失敗しても恥ずかしいと思うなかれ、現地の人達と沢山交流
して頂ければと思います!

 

 

 

一覧に戻る