http://creativeenglishvocabulary.com/2015/06/23/en…
最近ではすっかり子供を持つ方にも浸透した子供の早期英語教育。
今では0歳児から通える教室なども多数あり、その浸透の早さには目を見張るばかりです。その理由としてやはり今後日本の教育の中でもこの【英語】が必須科目になっていく背景があるのかもしれません。
2008年度にまず小学5,6年生を対象に小学校での英語教育が開始しました。2011年度には「小学5年生から必須」となり、今後東京オリンピックのある2020年には小学3年生から必須へ移行すると言われています。
これからの子供たちにとって英語はマストで学ばなければいけない教科となっていくわけです。
・・・っと、ちょっと待って!
英語を学ぶ、と聞くとどうしても「勉強感」がぬぐえないのは筆者だけでしょうか?
筆者も子を持つ親ですが、この異和感はなんだろう、、、英語=勉強!となっている時点でもうすでに面白みが半減してしまう気がいたします。
英語はツール(道具)です。
言葉はゴールではなく、人とコミュニケーションを取るツールでしかなく、最大の目的はそのツールをいかにうまく使って相手とコミュニケーションを取れるのかということです。
では英語圏の子供たちも、小さい時からこんな苦いの思いをして英語を習得しているのでしょうか?
答えはもちろんNOです。
英語圏の子たちだって、日本語と同じようにはじめはパパママの話す言葉を聞いてそれを覚え、ある時その言葉と物がリンクして言葉が出る。
このプロセスは世界中どの言語でも同じです。まずは耳から。そして発話です。
しかし、子供は大人と違って、英語の覚え方が違うのはご存じでしょうか?
大人はすでに母国語の基礎が出来あがっているため、覚え方もその母国語方式の方が覚えやすいかもしれません。しかしながらまだ母国語の基礎が確立しておらず、スポンジのように柔らかく吸収力の高い子供たちには、大人と違うアプローチを持って教えることが大切になるのです。
例えば、「DOG(犬)」という単語を見てみましょう。
大人はすでに何度も書いて覚えているのですぐにドッグ、犬!と読めるわけです。
子供の場合、もちろんこの単語を見ていきなりドッグ!とひらめくことなんてことは難しいわけで、、
じゃあどうやって読めるようになっていくのか?と言いますと、英語圏の親は子供が小さい時に“フォニックス”という発音専用の音を教えています。
A→アッ B→ブッ C→クッ D→デゥ E→エッ F→フッ
といった、私たち日本人にはあまりなじみのないものですが、実は中学校ぐらいでこっそり習っているのですが、ほとんどのケース、忘れてしまっています。
この不思議なフォニックスという発音専用の音ですが、これを小さい時に習得することで、今後の発音や単語の正しい音の取り方が飛躍的に変わる、いわばネーティブの発音に極めて近くなれる素晴らしい方法なのです。
さて、お話は先程のDOGに戻りますが、このフォニックスの発音法でいきますと、
D→デゥ O→オッ G→グッ となります。
勘の良い方はもうお気付きかもしれませんが、そうなんです。
英語圏の子供たちはこのDOGの単語を見て、まず単語1つ1つの音を探るのです。
D→デゥ O→オッ G→グッ ⇒ デゥオグッ⇒デゥーグッ⇒ドーグッ!!と
覚えていくわけです。
こう覚えることで、ドック~!というような、あの独特な日本語英語ではなく、ネーティブの音に近い発音で単語も覚えていけるわけです。
ですので、日本の英語の教え方とそもそもからが違うわけなのですが、もし小さいお子様をお持ちの方がいらっしゃれば、英会話教室など通わせる前にも、このフォニックスを導入して教えているのか?など教室になげかけてみて教室選びの判断材料にして頂けたらと思います。
また、子供は本当にたくさんのことを吸収できる力を持っています!
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