2022年4月1日、外務省/海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/ の発表によりますと、渡航に際しての感染症危険情報の危険度がアメリカなど世界106ヶ国で引き下げられました。これまで危険度レベル3(渡航中止勧告)だったものが、レベル2(不要不急の渡航はやめてください)になりました。新年度となり渡航制限の緩和が進むのではないかと期待されてます。
ただ、注意しておきたいのは、感染症危険情報と危険情報は同一のものではありません。ウクライナのように戦争状態にある国では、危険情報の危険度レベル4(退避勧告)が出ています。特に新型コロナ感染症による渡航制限とは別物と考えなくてはなりません。感染症危険情報は世界的に緩和の動きを見せていますが、戦争状態で治安が悪化している国もあります。この点は十分ご留意ください。
海外渡航制限は少しずつ緩和されてきているのも事実です。危険度3では、旅行会社が主催する、いわゆるパッケージツアーも実施できませんでしたが、こうしたプランも再開していくのではないかと思います。今後は、渡航前後のPCR検査(陰性証明書)や隔離制限などが免除されていくことを願うばかりです。
コロナ以前には、弊社でもよくお手伝いをしていたフィリピン留学ですが、4月4日現在、フィリピンの危険情報はレベル1(一部地域を除く)、感染症危険情報はレベル2となっています。治安面の危険情報はレベル1というのは、コロナ以前と同水準ですので、今夏からのフィリピン留学は徐々に再開していくのではないかと思います。
また変異株が発生して世界情勢が変わる可能性もありますので、決して安穏に考えず、慎重に準備を進める必要がありますが、新年度のはじまりの、うれしいニュースですね。なお、絶えず状況が変わっていますので、最新情報は外務省等のサイトでご確認の程、お願いいたします。