【小倉駅に観光案内ロボット】
先日(1月16日)、北九州モノレール小倉駅東口のきっぷ売場に、
観光案内をしてくれるロボットが登場しました。
ニュースにも出たので、ご存知の方もいらっしゃることと思います。
実際にロボットを見にいきましたが、
思いのほか小柄で、ひと目「かわいらしい」ガイドさんでした。
対応言語は、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語。
この4つをカバーしておけば、北九州を訪れる大半の観光客の
お世話ができるということでしょう。
私、ロボットを見ながら思いました。
もし一人の人間が、上記4言語とまではいかなくても、
英語、中国語、日本語の3カ国語を使えれば、
ほとんど“無敵”なんじゃないかなと。
基本、事実上の世界共通語である英語ができれば、
世界のほとんどをカバーできるとは思いますが、
特にビジネスでより深く食い込むには、
現地の言葉が使えるほうが有利なのは間違いないでしょう。
そうすると、市場規模を考えると、
中国語と日本語はGDP世界2位と3位の国の言葉ですから、
ビジネス的には大いに重宝するはず。
現にそのような方もいらっしゃいますよね。
ちなみに、世界的な著名投資家ジム・ロジャーズ氏も、
中国の台頭を見越して、娘さんに中国語を学ばせました。
【日本人にアドバンテージ!?】
世界経済フォーラムが2016年に、
「The most powerful languages in the world」を発表しました。
地理力(通じる範囲)、経済力(GDPや総輸出額など)、
コミュニケーション力(交流に使えるか)、
知識&メディア力(ネットや学術分野で使われるか)、
外交力(国際機関に関わる度合い)の5指標でランキングされています。
1位 英語
2位 中国語
3位 フランス語
4位 スペイン語
5位 アラビア語
6位 ロシア語
7位 ドイツ語
8位 日本語
9位 ポルトガル語
10位 ヒンドゥー語
わが日本語は、地理力とコミュニケーション力が
10言語の中で突出して低く、上記の順位になっています。
しかしこれは、経済力があって重要な市場なのにもかかわらず、
使える人が少ないとも言えます。
日本語は、その複雑さ、習得の難しさから
「悪魔の言語」と言われることがあります。
省略が多い、敬語や助詞の使い方が繁雑、
異称や同音異義語が多い、表記の文字が
漢字+ひらがな+カタカナ……などなど、
多くの日本語学習者を悩ませています。
私から見れば、外国語にしたって言語によっては、
男性/女性名詞や可算/不可算名詞の区別があったり、
それによって品詞の語形が変わったり、
しかも区別の基準は必ずしも明瞭でなかったりなど、
十分な「悪魔」ぶりと感じますけど。
そんな日本語を、私たちはほぼ自在に使えます。
なんてったってネイティブですから(^^)
これって、あまり意識することはないかもしれませんが、
けっこうなアドバンテージと言えるんじゃないでしょうか。
ちょっと強引ですか(^^ゞ
でも、あながち的外れでもないでしょう。
「英語+中国語+日本語」が最強の組み合わせとするなら、
あとは英語と中国語。
もちろん、しっかりした目的意識がないと、
両方とも習得はおぼつかないでしょうけど、
グローバルに活躍したいという強い意欲があるなら、
目指して決して損はないと思います。
“最強トリリンガル”への第二段階、
英語に関しては、すでにみなさんは、
学校の授業などである程度の下地があるはずです。
それをさらに磨き上げるために、
効果的な学習法として語学留学をお勧めします。
英語環境で集中的に学ぶことになるので、
習熟スピードの急加速も十分期待できますよ。
留学先や学校はどこがいいのか、
どういう準備をしたらいいのか、
現地での生活はどういうふうになるのか……といった疑問は、
22年目を迎えた福岡の留学エージェント、
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よくあるご質問をまとめたQ&Aページもどうぞご参考に。