【今をときめく選手たちに共通するのは】
テニスの大坂なおみ選手、バスケットボールの八村塁選手、
サッカーの久保建英選手――3人の共通点は?
アメリカのスタートアップ50社超に投資するスクラムベンチャーズ代表、
宮田拓弥氏の話が印象的でしたので、ご紹介します(8.22付日経産業新聞)。
上記3選手が世界のトップレベルになれたのは、
才能やたゆまぬ努力、周囲のサポートなどももちろんあるだろうとした上で、
3人の共通点は「若くして海外に出ている」と宮田氏。
従来、まずは日本で成功してから海外、が一般的だったので、
選手としてのピークを超えてからようやく
世界に挑戦というケースが多かったといいます。
一方、今活躍している選手の多くは、ジュニア、学生の時代から、
「日本」という環境を抜け出し、海外で「外国人」になって競技に臨んでいます。
「若くて伸び盛りのタイミングで、言葉も文化も異なる環境に
飛び込んでチャレンジをするということが、
それぞれのスポーツのトップレベルで活躍することに
つながっているのではないか」と宮田氏は指摘します。
「海外に住む」ということの効用は、
実際に研究でも証明されているとのこと。
創造性の高い成人を対象にした研究によると、
子供の頃に海外生活を経験した度合が、
一般的な人たちよりも高いことがわかっているそうです。
宮田氏は言います。
「これはスポーツの世界に限った話ではない。
日本人『1億2000万人の中の1人』として仕事をするのか、
世界の『70億人の中の1人』として仕事をするかどうかで、
仕事の幅や楽しみ方は大きく変わる」
【世界を相手にするにはやっぱり英語】
宮田氏の話には大いに共感しました。
決して日本を軽視するわけではありませんが、
視野に世界が入るかどうかは、これからの時代、
大きく可能性が違ってくるだろうことは容易に想像できます。
訪日観光客や外国人労働者を増やすのは国の政策でもあるので、
日本にいても、世界を相手にする必要性は増え続けるでしょう。
その辺の事情をNHKが特集していたのを、以前本欄でもご紹介しました。
では、世界を相手にするには、まず、何が必要か。
そうです、言葉(英語)ですよね。
子供たちが、これからの人生で英語が大事と思っていることは、
いろいろな調査で明らかです(例えばこちら)。
子供じゃなくても、必要に駆られている大人も少なくないでしょう。
もしかしたらあなたも?
そこで、効果的な英語学習法として自信を持ってお勧めするのが語学留学。
英語漬け環境で集中して学べる効果は、何度も強調したいところです。
加えて、英語習得という直接的なメリットにとどまらず、
海外で「外国人」として暮らす効用は、宮田氏の言葉通りではないでしょうか。
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